著作権・プライバシー・コントロール

CODE
遅ればせながら、「CODE ―インターネットの合法・違法・プライバシー」を読んでいるから気になるのだろうか?このところ、著作権をコントロールする法の適用・技術の報道が立て続けにあった。

法によるコントロールとしては..
RIAAがKaZaAユーザーの身元開示請求裁判に勝訴~音楽業界に貴重な武器となる判決。Verizon側は上告へ
アーキテクチャによるコントロールとしては..
JASRACとRIAJ、電子透かしを入れた音楽ファイルの有効性を確認
Microsoft、CCCD作成用「Windows Media Data Session Toolkit」
少々古いが..
コンピュータの信頼性を根底から変えるPalladium(パラジウム)とは何か?

CODE」の指摘が現実化しつつあるのか?

1990年代半ばの事情通たちがどう思っていたかはさておき、サイバー空間は著作権財産保持者に対し、これまで例をみないくらいの保護という贈り物を与えようとしている。

..「CODE」第10章 知的財産

著作権がコンテンツ製作者のインセンティブ(創りたいきもち)になることは、なんとなくわかる。が、利用者側のインセンティブ?(見たい、聞きたい、知りたいきもち)を削ぐようでは意味がない。利用者側の規制・コントロールする人たちが、その意味と影響力を十分理解していることを望む。