Blogにとっての2004年:熱くて有意義なダベリの場所へ

2004年が終わろうとしている。
この節目にCNET Japanの連載「梅田望夫・英語で読むITトレンド」が「最終回・Blogを26カ月続けてみて」をもって終了した。

結局、26カ月ほぼ毎日続けてやってみて、Blogの僕にとっての意義は、「インターネットの向こう側に置いておいて、どこからでも使えて、書き込んだ内容を知人・友人・仕事仲間(そして、ネットの向こう側にいる見ず知らずではあるが興味・関心を同じくする人たち)と共有できる、どんなノートよりもどんなデスクトップソフトよりも便利で気軽な、知的生産のための道具」というところに煮詰まっていった。

これほどの熱意と密度、そしてクオリティを維持し続けたBlogが終了するのは寂しいが、Blogの普及が新たなステージに移行したとポジティブに捉えたい。
2004年、Blogは特別なものから日常の一部に変わっていった時期なのだろう。


梅田さんは、はてなダイアリーでのエントリーは続けていくとのことだ。はてなダイアリーの「CNET Japan連載を終えての感想(1)」には、こんなことが書かれている。

それであるときから、高校時代の教室をイメージするようになり、16-17歳なのにあんな凄い奴がいたな、こんな凄い奴もいたな、と思い出し、そういう奴らが、それから3年、10年、20年、30年という歳月を過ごし、そして今ネットの向こう側にいるんだな、人が一人生きているということはそれだけで凄いことなんだな、と思うようになった。

そうなのだ。Blogの魅力がどこにあるのか、ひとつの答えをもらった気がする。Blogは高校時代の熱くて、有意義なんだか夢物語なんだかわからないダベリの時間に近いのだ。
2004年は個人的にもいくつかの節目があり、考え込むことも多かった。そればかりではないが、Blogの更新が滞っていた。2005年はペースを落としてでも、コンスタントにエントリーできればよいなと思っている。皆様にとって2005年がよい年でありますように。
それから、コメント・スパムには、へこたれません。

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