万年筆、流行ってるんですか?

何となく、自分が使う筆記具として万年筆を手に取ることが増えた。インクのにおいとか、柔らかな書き心地とか五感を刺激するようなのだ。
ぼくの手元には叔父からもらったモンブランのマイスターシュテック149というインク吸入式のものと、会社で記念品としてもらったアウロラのカートリッジ式のものとがある。インク吸入式の万年筆などは、インクを入れる作業自体が儀式めいていて機械式カメラなどと通じるところもあり、なかなか良い雰囲気だ。
少し古い記事なのだが、日経新聞2004年5月12日の記事で「万年筆復活」との記事を見かけた。「文字に味わい/疲れた手でも楽々」などのキャプションがついている。記事によれば…

ペン先調整士、渡辺貞夫さん(64)は「万年筆の字はパソコンの字と違い濃淡や太さの変化がつき、味わい深く温かい。癒しを求める気持ちや、自分の個性を出したい気持ちがあるのでは」とみる。

また、同記事でインタビューを受けたウェブデザイナーは、

「万年筆は太さの加減がつくなど自分の味わいがあるし、気取らずに書ける」

(略)

「キーボードを叩いて疲れた手でも、筆圧をかけなくてもサラサラ自然に書ける」

と語っている。
実際、万年筆でリーガルパッドにマインドマップなどを書くとスラスラと流れ出るような気がする。
Web上でも特集記事「万年筆ノススメ : Excite エキサイトイズム」を見つけた。
こちらではペリカンの万年筆や、オリジナル万年筆も扱う万年筆専門店フルハルターなどを紹介している。(Flashが必要)

2件のコメント

  1. 万年筆は長年愛用しておりますが、万年筆のことを書いて読んでもらえるのでしょうか。読んでもらえるのならば、実際に使用している万年筆について書きます。

  2. 万年筆に興味のある人は増えているようですよ。
    ぼくのBlogに「類似した記事」という欄を作ってますのでご参考にしてください。
    なお、この「類似した記事」はBukfeeds:Similarity SearchというWebサイトの機能を使っています。

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